3歳になると、自分の意志を英語で表現することができるようになり、英文の音読(初見読み)もできるようになりました。
CTP絵本を暗唱するスピードはどんどん早くなっていき、それに伴って英語での発話も爆発的に伸びた気がします。
そして独り言がほぼ英語になり、私に対して英語でのやり取りを要求するようになったことから、少しずつアウトプットの場も設ける必要があるかな、と思いました。


3歳:長女の英語育児と成長記録
0~2歳までの継続的なインプットが効果的だったのか、3歳になると言葉がどんどん溢れてきて、英語を流暢なセンテンスで話し始めました。
3歳の時の主な取り組み:
- CTP絵本のCDを毎日かけ流す
- CTP絵本を毎日めくる(※音声ペン)
- 英語の動画を見る
- フォニックス学習を進める
- 英語のアプリを活用する
- 英語のワークブックに取り組む
- オンライン英会話を始める
3歳0ヶ月:再びCTP絵本に毎日取り組む

次女の誕生から数ヶ月が過ぎ、おうち英語も本来のペースを取り戻してきました。
CTP絵本6冊を毎日1~2回ずつめくることが再び日課になりましたが、娘はその時間以外にも、自分で読みたいと思った絵本を積極的に取り出すようになりました。
そのため、1冊の絵本を暗唱できるようになるまでの時間がどんどん短くなっていきました。

また、英語のワークブックや英語学習アプリも導入することにしました。
これらに関しては、「英語を学ぶ」というよりも、「英語で学ぶ」習慣が身に付けばOKという緩めの取り組みです。
そのため、特にノルマなどは設けませんでした。隙間時間に娘のペースで、好きなだけ進めていたので、1日1ページという日もあれば、20ページという日もありました。
3歳1ヶ月:CTP絵本の歌を歌いまくる
CTP絵本を暗唱するまでのスピードがどんどん早くなっていき、覚えた歌はよく口ずさむようになりました。
これは長女が3歳1ヶ月の時。
CTP絵本の歌をノリノリで歌い始めたところを奇跡的に撮影できた。#英語育児note#CTP絵本#3歳1ヶ月 pic.twitter.com/41awhrqqSZ— みか🦖英語育児×絵本🦖3y+0y (@eigoikuji_blog) April 21, 2022
3歳2ヶ月:独り言がすべて英語になる

3歳2ヶ月頃になると、独り言や一人遊び(ごっこ遊び)の時の発言がすべて英語になりました。
親子での会話は日本語ですし、プレ幼稚園や公園でも日本語しか話さないので、「英語をアウトプットしたい」という心の叫びがそうさせるのかな、と思わずにはいられませんでした。
各社の無料体験を利用してみたのですが、本当に楽しんでいたのは最初の数分程度で、その後は飽きてしまい、ほとんど集中していませんでした。
まだ3歳になったばかりですし、仕方がありません。時期を見誤った私が悪かったのだと反省しています。
そしてこれまで通り、CTP絵本を軸としてコツコツ取り組むことに決めました。

3歳3ヶ月:絵本の「なぞり読み」を始める

CTP絵本を70冊ほど暗唱できるようになると、絵本をめくるたびに「なぞり読み」をするようになりました。
英文を自分の指でなぞりながら、声に出して読もうとするのです。
これまでは写真やイラストばかり見ていた娘が、単語・センテンスに注目するようになったことで、本格的にフォニックスを始めようと思いました。

2歳の時、すでにレターサウンド(アルファベットのフォニックス読み)は覚えていたので、ワードファミリー(短母音/三文字単語)とサイトワーズの学習からスタートしました。
勉強ではなく遊びの延長としてフォニックスを学べるように意識し、アプリやゲームを活用しながら少しでも楽しめるようにと意識しました。


3歳4ヶ月:トド英語(アプリ)が日課になる

SNSで話題となっていた英語学習アプリ「トド英語」をお試ししたところ、とても良かったのでそのまま継続することにしました。
基本的にはDaily Courseを日課として、10~15分程度取り組んだだけです。
ゲームを通じてフォニックスを基礎から学べますし、我が家の英語育児方針とも相性が良いと思いました。

3歳5ヶ月:幼稚園に入園し、日本語漬けになる

3歳5ヶ月の時、一般的な日本の幼稚園に入園しました。それからは、生活スタイルがガラリと変わりました。
ただ、娘は早起きで幼稚園バスの出発時刻までたっぷり時間があったので、朝食後に20分程度英語のための時間を作りました。
登園前のルーティン:
- トド英語一日分
- CTP絵本6冊の読み聞かせ
※朝食中・登園準備中はCTPのかけ流し
帰宅後は娘にあまり負担をかけたくなかったので、基本的には自由に過ごさせました。リクエストを聞いた結果、ほとんど毎日公園に出かけることになりましたね。
そして週末になると、英語絵本を多めに読んだり、家族でゲームを楽しんだりして、英語に触れる時間を少しだけ増やすように意識しました。
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3歳6ヶ月:オンライン英会話を始める
幼稚園の課外教室に英語コースがあり、一度体験に参加してみました。
アルファベットからスタートするカリキュラムは簡単すぎたので、結局入会はしませんでしたが、ネイティブの先生と会話できたことが相当嬉しかったようです。
それから一日中英語を口にするようになったので、「英語で喋りたいのかな?」と思い、オンライン英会話に再挑戦しました。
すると、数か月前とは別人のようにレッスンを楽しんでいて、私のサポートもほとんど必要がなくなっていました。

3歳7ヶ月:英文の音読(自力読み)を始める

フォニックス学習が進み、三文字単語が読めるようになりました。
長女3歳7ヶ月。今日の音読。
音読の時はリーディングルーラーを持つことにこだわる。なぜだ?#英語育児note#フォニックス#多読#3歳7ヶ月 pic.twitter.com/QGJH94AhYD— みか🦖英語育児×絵本🦖3y+1y (@eigoikuji_blog) June 8, 2022
そのため、Bob Booksシリーズを使って音読練習を始めることにしました。英単語を音声化する訓練です。
登園前:
- トド英語
- CTP絵本の読み聞かせ
帰宅後:
- ネイティブキャンプ
夕食後:
- Bob Booksの音読
毎晩寝る前の日課として、Bob Booksの音読が加わりました。
多読(音読)を始めたばかりの頃の動画を見ると、フォニックスを使って頭で考えながらゆっくり音声化していたのが分かる。この時は、BOB BOOKSの一周目だったかな。今は考えずに、見ればそのまま声に出せるようになってきた。#ボブブックス#3歳8ヶ月#英語育児note pic.twitter.com/2AN22ovLMv
— みか🦖英語育児×絵本🦖3y+1y (@eigoikuji_blog) October 7, 2022

3歳8ヶ月:オンライン英会話が定着する

15分×週5~6回のオンライン英会話が定着しました。
数あるサービスの中からネイティブキャンプを選んだ理由は、予約不要でレッスン回数無制限という利点があるからです。
オックスフォード出版の『Let’s Go』シリーズを使って、基礎の基礎から会話表現を学びました。

3歳9ヶ月:英文をどんどん読めるようになる

日課のトド英語やSounds Greatを使ったフォニックス学習の効果か、8~16ページ程度のビギナー向け絵本(アーリー・リーダーズ)を初見読みできるようになってきました。
幼稚園の夏休みには英会話教室のサマークラスに単発で参加するなど、英語学習への意欲を高めるために工夫しました。
3歳10ヶ月:オンライン英会話を休会する

幼稚園の夏休み中に色々な体験に参加した結果、柔道を始めることになりました。
そのおかげで平日に時間的な余裕がなくなり、悩んだ末にオンライン英会話(ネイティブキャンプ)を一度休会することにしました。
レッスンを受けなくても相変わらず独り言は英語で、アウトプットの質も量も変わらず向上していったように思うので、焦らず規則正しい生活の確保を優先しました。
3歳11ヶ月:絵本の音読が流暢になる

3歳11ヶ月頃になると、日々の音読とトド英語のおかげか、英文を滑らかに読めるようになってきました。
アーリー・リーダーズに関しては、デジタル絵本も含めるとのべ300冊以上は音読したことになります。これだけ量をこなせば、頻出単語を視覚的に覚えることができるようです。
フォニックス学習を最後まで終えていない状態でも、音読を続ければ自力読みができるようになることを学びました。

3歳のおうち英語まとめ
- CTP絵本を100冊暗唱できるようになった
- 流暢な英語を話すようになった
- 英語のアプリで遊び始めた
- 英語のワークブックに取り組み始めた
- オンライン英会話を始めた
- フォニックスを本格的に学び始めた
これまで同様、家庭学習のメインは「CTP絵本のかけ流しと暗唱」になりますが、英文を自力で読めるようにするための土台作りを、こつこつと始めてみました。
3歳から使い始めた英語の教材
はじめての英語ワークとして導入したのが、英語圏でも人気の『BIG WORKBOOK: PRESCHOOL』です。
- 低価格ながら320ページ
- 全ページフルカラー
- 全ページ切り取り目線付き
- 日本の幼児向けドリルとも相性◎
運筆・迷路・色・形・点つなぎ・仲間探しなど、日本の幼児向けドリルでも重視されているテーマをしっかり網羅しています。
一枚ずつ切り離して、プリントのように使えるのも魅力的でした。
そして『BIG WORKBOOK』を終えてからは、同じくベストセラー教材の『BRAIN QUEST』に取り組みました。
こちらは国語・算数・理科・社会をはじめとした教科学習を英語で行うことができます。CTP絵本との相性もばっちりですね。
年齢別にシリーズ化されており、順番に進めていけばネイティブと同じように学ぶことができます。

3歳から使い始めたフォニックス教材
フォニックスに関しては、どのように進めればいいのか相当悩みましたが、最終的には韓国発のCD付きテキスト『Sounds Great』をベースに家庭で取り組むことにしました。

ただ、テキストをメインに学ぼうとすると、どうしても勉強要素が強くなってしまいます。目が離せない次女も抱えていたので、なかなか机に向かう時間も持てません。
そのため、「いかに楽しみながら覚えられるか?」を探り続け、フォニックス学習に定評のあるアプリも活用するようになりました。

3歳半頃からは、トド英語という学習アプリを日課の一つとして導入しました。
娘はこのおかげで英文を音読できるようになったと言っても過言ではありません。
Sounds Greatで学んだことを整理し、定着させるためのツールとしても最適でした。


また、イギリス発のTeach Your Monster To Readはゲーム性が高く、遊んでいるうちにフォニックスが身に付くと評判のアプリです。
Web版は無料で、アプリでも700円前後でダウンロードすることができます。
買い切りタイプなので、追加課金などもありません。
一つのゲームとして非常に完成度が高く、復習を繰り返しているうちに自然と覚えられた気がします。

3歳になってからよく見ている英語版YouTube
3歳になると、アニメよりも実写映像を好んで見るようになりました。
中でもアメリカの教育チャンネル『Blippi』が大のお気に入りで、放っておけば何時間でも見てしまいそうな勢いでした。
- Blippi ←お気に入り!
- Numberblocks ←おすすめ!!
- Come Play With Me
- Bubble Guppies
- Hello Kitty and Friends
- Ryan’s World
- PJ Masks
- Disney Jr.
イギリスのNumberblocksも大好きで、絵本や知育玩具・アプリも利用しながら楽しみました。
3歳になってからよく見ている英語のDVD
ディズニーの知育アニメ『リトル・アインシュタイン』シリーズをよく見ていました。
世界各国の実写映像を楽しめるだけでなく、音楽や絵画など芸術面の学習にもなります。


このように、3歳になると英語学習の幅が広がり、娘の英語力も飛躍的に向上したように思います。
特に、多読への第一歩として少しずつ音読を楽しめるようになったことは大きいですね。
これからもこつこつと二人三脚で頑張りたいと思います。

