Bob Books(ボブブックス)が長女の音読デビューに最適だったので、その魅力や使い方も含めてブログで詳しく紹介したいと思います。
Bob Books:
- フォニックスを学び始めた子に
- 子どもの音読(自力読み)デビューに
- 自分で「読める」体験が得られる
- 音声をダウンロードできる
- 関連アプリで遊びながら学べる
- 低価格でコスパ良し
フォニックスの家庭学習をコツコツと進めてきた我が家ですが、長女が三文字単語(cat, hatなど)をスムーズに読めるようになった頃、はじめての音読教材として『Bob Booksシリーズ』を取り入れることにしました。
基礎的なフォニックスの知識といくつかのサイトワーズ(フォニックスのルールに当てはまらない頻出単語)を覚えていれば、難なく読める文章で構成されているのがBob Booksの特徴です。
読み聞かせてもらう絵本から、
「自分で読む絵本」へ
このブログでは、Bob Booksの魅力や効果・我が家での活用方法について詳しく紹介したいと思います。


Bob Books(ボブブックス)とは?
Bob Booksは、アメリカ・オレゴン州のプライベートスクールにて、読書を始める子どもたちのためのリーディング教材として誕生しました。
Bob Booksとは?
【公式】ドリームブロッサム
Beginning readerとして愛されている絵本は、3~5歳の子どもたちが「自分でも読めた!」という喜びを得られるようにデザインされています。
我が家の娘も例に漏れず、多読へのファーストステップとして大いに活躍してくれました。
Bob Booksの特徴と魅力

Bob Booksはシンプルなレイアウトと短い文章が特徴で、フォニックスを学び始めた子どもたちがはじめて自力読みにチャレンジするための教材として支持を集めています。
- ライミングを多用している
- 三文字単語が繰り返し登場する
- サイトワーズを覚えられる
- 分かりやすいイラストと物語
- 少しずつレベルアップできる
子どもたちが無理なくリーディングスキルを磨けるように、絵本は細かくレベル分けされています。
はじめは、簡単なフォニックスの知識があれば読めるような文章ばかり。そこに少しずつ肉付けされるような形で、単語数が増えていきます。
繰り返し読むことで頻出表現を覚えられますし、数セットを読み終える頃には自力読み(音読)もスムーズになるでしょう。
Bob Booksの購入方法
Bob Booksは、Amazonなどの大手通販サイトで購入することができます。
他にも、ドリームブロッサムの公式サイトや子ども向け英語教材を扱うオンラインストアでも扱っていますね。
ただし、ドリームブロッサムで紹介されている商品とAmazonで販売されている商品ではシリーズの内容や外箱のデザインに違いがあるので、購入の際は気を付けましょう。
アルファベットのフォニックス読み(レターサウンド)を覚え、三文字で構成される単語を何となく読めるようになれば、Set1のBeginning Readersから音読を始めるといいでしょう。

ドリームブロッサムではSet1として『Alphabet』、Set2として『Beginning Readers』が紹介されています。アメリカの公式やAmazonで販売されているセット名とは異なります。購入の際はセット名ではなく外箱に記載されているタイトルをよく確認して下さい。
Bob Booksには他にもたくさんのシリーズが存在しますが、我が家では3セット(前述のSet1・Set2・Set3)で練習した後に、他の教材に移行して音読練習を重ねました。
購入を検討している方は、お試しとしてBeginning Readersから始め、子どもの反応を見てみるといいでしょう。
Bob Booksの口コミ/レビュー
Bob Booksを実際に使ってみて、「フォニックスを学ぶと本当に英文が読めるようになる」ことを確認することができました。
それは娘にとって大きな自信となりましたが、親である私にとっても、「これまでの方法は間違っていなかった」という喜びと安心につながったのです。
正直、カラフルな絵本とは違って非常にシンプルなデザインなので、娘は購入当初、ほとんど興味を示すことがありませんでした。しかし三文字単語を読めるようになった頃に改めて差し出すと、これまでとは全く違う反応がありました。
おそらく、
私でも読めそう!と思ったのでしょう。
引用元:Bob Books公式ページ
Set1(Beginning Readers)の一冊目『Mat』は、三文字単語といくつかのサイトワーズ(theやandなど)さえ読めれば最後まで音読することが可能です。
絵本をまるまる一冊自分で読めたという体験は、おうち英語の良きモチベーションにもなりました。
Bob Booksの使い方/始め方

我が家では、以下のような順番で自力読みの準備を始めました。
- アルファベットを覚える
- レターサウンド(文字の音)を覚える
- 短母音/三文字単語を読めるようにする
- Bob Booksで音読を始める
アルファベットとそのフォニックス読み(レターサウンド)を覚えた後は、『Sounds Great』というシンプルなテキスト教材を使って本格的なフォニックス学習を始めました。

そして三文字単語をスラスラと読めるようになった頃、Bob Booksの『Beginning Readers』を読ませてみました。
YouTubeでは、たとえば「three letter word」と検索して分かりやすい動画を探すといいですね。

そしていよいよBob Booksに挑戦しよう!となった時、お手本なしに読めるのかな?と疑う部分もありましたが、そんな心配は不要でした。

シンプルすぎると思っていたイラストは英文の理解を助けてくれましたし、そもそも、イラストより英文に注目させるための意図的なデザインなのかな?と思ったり…

我が家ではお手本なしに自力で読ませることから始めましたが、ドリームブロッサムの公式ページでは無料で音声を提供しています。
ネイティブの正しい発音を確認できるのは便利ですね。
Bob Books Beginning Readers
Bob Booksの『Beginning Readers』は、読書の準備ができた子どもたちにぴったりのセットです。
難しいスペルの単語はなく、同じ単語が繰り返し登場し、文字と音のつながりを再確認できる英文から構成されています。
はじめての音読練習に、是非活用しましょう!


Bob Booksのアプリ

Bob Booksシリーズは、いくつかの関連アプリもリリースしています。
予習にも復習にも使えるアプリなので、興味のある方は是非ダウンロードしてみましょう。
無料のライト版もありますし、お手頃価格の買い切りタイプもあります。
アルファベットを正しい順番に並べて、スペルと音を確認するというシンプルなゲームです。

我が家では、このようなアプリも使ってフォニックスの練習に取り組みました。
- Bob Booksを音読する
- ネイティブ音声で確認する
- 時間があればアプリでも遊ぶ
Bob Booksは、まずSet1の『Beginning Readers』を一日一冊ずつ読むことから始めました。
それを二周した後に、次のSet2→Set3へと進みました。
Bob Booksの効果

Bob Booksの3セット分を二周した後は、スムーズに読めなかった本をもう一度読ませたり、アプリで復習したりしました。
そしてすべての絵本を正確かつ流暢に読めるようになると、サイトワーズも身に付き他の絵本も所々読めるようになっていきました。
Matという一ページ一単語から始まった音読ですが、無理なく単語数が増えて少しずつステップアップできるBob Booksのおかげで、多読のための第一歩をスムーズに踏み出すことができたと思います。
Bob Booksで英語が読めるようになる?
Bob Booksは、子どもの自力読みデビューに最適な絵本シリーズです。
アーリー・リーダーズ※は他にもたくさんありますが、音読のしやすさを重視するとこれ以上ない教材だと思います。
※一冊8~16ページ程度で構成されるビギナー向けのリーディング絵本。
Bob Booksを多読デビューに!

絵柄の好みもあると思いますが、「できるだけ簡単な絵本からスタートさせたい」と考えている方には、音読デビューにおすすめの教材です。
子どもの学習意欲を高めるためには、簡単すぎるかな?と思うくらいの難易度設定が重要と言われています。
シンプルなBob Booksの音読を通して、読むことの楽しさを知り、「もっと読みたい」と思えるような土台を築いてあげたいですね。
Bob Books以外のおすすめは?
有名なサイトワードリーダーズ/ノンフィクション・サイトワードリーダーズも良い教材です。
サイトワーズを覚えれば覚えるほど、英文をスムーズに読めるようになります。
ですから、サイトワーズ学習に重点を置いた絵本を読み込むことで、確実にリーディングスキルを磨くことができるでしょう。

