ロングマンのChildren’s Picture Dictionary(チルドレンズ ピクチャーディクショナリー)は、国内外で高い評価を得ている子ども向けの「英語絵じてん」です。
オンライン英会話や幼児教室でもテキストとして採用されるほど、教育現場からの信頼も厚く、ロングセラーとしての魅力を感じます。
我が家でも、長女の「ファースト絵じてん」として購入しました。

付属のCDには掲載単語の読み上げだけでなく、歌やチャンツ・ダイアログまで収録されています。
イラストを見るだけで自然と意味を理解できるようなページ構成で、英語をはじめたばかりの子ども向け教材としては特におすすめの一冊!
そこで今回は、ロングマンのピクチャーディクショナリーについて、その魅力や活用方法を詳しく紹介したいと思います。


ロングマンのピクチャーディクショナリーとは?
ロングマンのピクチャーディクショナリーは、世界中の子供たちから愛されている音声CD付きの英語絵じてんです。
いずれも、アメリカ英語です。
Young Children’s Picture Dictionary |
赤:2〜5歳 |
Children’s Picture Dictionary |
青:6〜12歳 |
幼児が言葉を覚えるときは、
- よく目にする物がある
- 物には名前があることに気付く
- 物と名前が一致する
あるいは、
- よく聞く言葉がある
- 言葉には意味があることに気付く
- 言葉と意味を理解する
このような経験の積み重ねがあり、少しずつ語彙を増やしていくと思います。

ピクチャーディクショナリーも同様に、「イラストやそれが描く状況を見て、自然に意味を理解する」ことをねらいとしています。
はじめは、絵本のように眺めるだけでもOK!
語彙力を上げるためのアイテムとして、是非取り入れてみませんか?

Young Children’s Picture Dictionary(赤)『ヤング チルドレンズ ピクチャーディクショナリー』レビュー
ロングマンの子ども向けピクチャーディクショナリーは2種類出版されていますが、まずは我が家が最初に購入した「赤」(Young Children’s Picture Dictionary)について、詳しく紹介しましょう。
可愛い写真やイラストが沢山

幼児にとって身近な、270以上の英単語を網羅しています。
赤(Young Children’s Picture Dictionary)の場合は、26つのメイントピックと4つのボーナストピックで構成されています。

たとえば「Z=Zebra」のページなら、キリンやゴリラなど、たくさんの動物が登場します。
そして各ページには、関連する単語が10個ほど集められており、意味が推測しやすいだけでなく、同時に複数の言葉を覚えることにも貢献します。
たとえば、「しまうまは英語で”Zebra”です」と教えるよりも、イラストを見て瞬時にそれが”Zebra”だと分かる方が、効率的で記憶にも残りやすいですね。
その他、ボーナストピックのページには、数や色・感情や動作を表す言葉が掲載されています。
写真やイラストが非常に分かりやすいので、和英辞書を用意する必要はありません。
英語を訳さずに、英語のまま理解するには格好のアイテムだと思います。
絵探しが単語の勉強を楽しくする

子どもの遊び心をくすぐる工夫も盛り沢山!
たとえばメイントピックには、「隠れた◯◯を探して〜!」というクイズも出されています。
絵探しや間違い探しが大好きな長女は、このおかげでピクチャーディクショナリーに関心を持つようになりました。
そしてクイズとは別に、「ゾウはどこ?」「ライオンはどこ?」と言いながら絵探しを繰り返すことで、親子で遊びながら単語を覚えることができました。
発音を確認できるCD付き

イラストを見てその意味を理解しても、「発音は?」という問題が残ります。
しかしロングマンのピクチャーディクショナリーなら、ネイティブの音声が収録されたCDが付いているので、その点も心配ありません。
- イラストとCDで言葉を学ぶ
- 関連するダイアログを聞く
- 関連する歌やチャンツを聞く
- (隠れ探しで達成感を味わう)
CDは、英語のかけ流し用としても役立ちますね。

我が家では、ダイアログと歌・チャンツだけを集めたプレイリストを作成し、一日一回は聞かせるようにしていました。

ロングマンのピクチャーディクショナリーの選びかた
ロングマンのピクチャーディクショナリーを購入するにあたり、「赤」と「青」のどちらを選べばいいのでしょうか。
どちらも対象年齢は公開されていますが、単純に実年齢だけで判断すべきではありません。
- 子どもの英語学習状況は?
- 予算は?
- 長く使いたい?
- 語数は多い方が良い?
- イラストは大きく見やすい方がいい?
それぞれのスペックを確認した上で、子供に合うと思った方を選んで下さい。
赤!Young Children’s Picture Dictionary
ピクチャーディクショナリーの購入がはじめてという方や、まずはお試しで使ってみたいという方におすすめです。
イラストや文字が大きく見やすいので、2~3歳の小さな子どもにはこちらの方が使いやすいかもしれません。
語数 | 約270語 |
---|---|
対象年齢 | 2〜5歳 |
価格 | 約2,000円 |
青!Children’s Picture Dictionary
すでに基礎的な単語を身につけている場合や、はじめての購入でも長く使いたいという方におすすめです。

引用元:公式ページ
語数 | 約800語 |
---|---|
対象年齢 | 6〜12歳 |
価格 | 約3,000円 |
ピクチャーディクショナリーの活用方法
タッチペン(音声ペン)付きの英語絵じてんはとても便利ですが、ロングマンのピクチャーディクショナリーには、それとは違った魅力もあります。
- 低価格
- モノリンガル(英語表記のみ)
- ダイアログや歌・チャンツも収録
- 薄く、軽く、持ち運びにも便利
- 海外の雰囲気や世界観を感じられる
日本の製品ではないため、イラストやページ構成から海外らしさを感じ取れるというのは、英語学習を進める上で大切にしたい要素の一つですね。
以下、我が家の活用方法を紹介します。
CDを聞きながら、その順番通りに単語やダイアログを聞く。イラストを指差し、読み上げられた英語が何を意味するのかを一つ一つ確認していく。ダイアログや歌は、そのページのイラスト全体を絵本のように眺めながら聞いてもいい。
各ページに掲載されたクイズとは別に、親が「トマトはどこ?」「キャベツはどこ?」とクイズを出し、イラストの中からそれを探す。同時に、英語の意味と発音を覚える。※付属CDのかけ流しをしていれば、この時に親(非ネイティブ)の発音を聞かせても問題ないとする。
CDをそのままかけ流しに使う。我が家は途中から、ダイアログと歌・チャンツだけをまとめたプレイリストを作成し、一日一回以上は流すようにした。
ピクチャーディクショナリーは子供の手に届くところに保管しておき、動画や絵本に登場した生き物と照らし合わせてみたり、英語表現が分からなかった時の確認用として使えるようにする。
ロングマンのピクチャーディクショナリーなら、大手通販サイトでもお手頃価格で購入できます。
気になる方は、是非チェックしてくださいね!

