QQキッズは「他社のオンライン英会話サービスに比べて難しい」という声も見かけますが、実際にはどうでしょうか?
QQキッズのお気に入りポイント:
- オリジナル教材の質が高い
- ゲーム感覚で楽しいレッスン
- リーディングも強化できる
- 講師陣は子どもの扱いが上手!
- 他社に比べて難易度は少し高め?
多読路線との相性抜群
私は常々、「膨大なインプットを積み重ねてきたおうち英語っ子の英会話デビューは難しい」と思ってきました。
そろそろスピーキングも始めるべきかとビギナー向けのカリキュラムを見てみると、今更感の強いABCソングや色・数・形などがテーマだったりするからです。
すでに知っている内容を何度も反復させられるのは、正直子どもも面白くないですよね。
語彙はそこそこあるけれど、スピーキングは基礎から丁寧にやって欲しい…。
そんな要望に対して、「これだ!」と思えるレッスンがなかなかないのです。

やはり「フリートークで会話力を伸ばすしかないのか…」と思っていたところに、QQキッズ。ビギナー向けの内容でも、「読み」が入るだけで一気に難易度が上がります。
というわけで今回は、QQキッズのメインカリキュラム【Smart Kids】について詳しく紹介したいと思います。


オンライン英会話はレベルを合わせやすい
そもそもオンライン英会話には、子どもの年齢や英語レベルに合ったレッスンを見つけやすいというメリットがあります。
ネット環境さえあれば、住む地域に関係なく多くの選択肢から最適なスクールを選ぶことができますし、低価格ながらマンツーマン指導を受けられるからです。

オンライン英会話レッスンを提供する会社は、ターゲットに応じて独自のカリキュラムや教材を開発しています。
子ども向けと一言で表現しても、レベルや内容・レッスンの進行方法は様々。一般的な通室の英会話教室と違って、入会金や長期契約は要りません。一ヶ月単位で退会・休会・再入会することも可能です。
比較的低価格で、移動を伴わずにいつでもレッスンを受けられることが最大の魅力とされていますが、実はレベル設定に難が生じやすい子どもにとって、非常に使いやすいサービスとも思うのです。

おうち英語っ子のスピーキング
家庭を軸に早期から英語学習を取り入れてきた親子にとって、スピーキングをどうするかはよくある悩みの一つと言えるでしょう。
膨大なインプットのおかげで英語での発話が確認できるようになると、「そろそろ英会話も始めてみようか」と思うものです。
ところが、子どもの年齢が低ければ低いほど、レベルと内容に納得できるレッスンを探すことが簡単ではないことを痛感します。

幼児向けのコースはABCソングや数・形など、基礎の基礎から始まるものですが、おうち英語っ子にとっては「今更」な内容ばかりで、退屈な上にどうしても費用対効果を考えてしまいます。
それならば小学生・中学生のコースはどうだろう?と覗いてみると、読み書き重視だったり幼児には難しいアクティビティがあったりで、発達的に無理がある。どちらを選んでも、結局ミスマッチになってしまうのです。
では、オンライン英会話ならどうでしょう?
カリキュラムのバリエーションが豊富で個人レッスンが主流なオンラインなら、きっとぴったりのサービスを見つけられるはず!
調べて調べて、無料体験を繰り返して、ようやく娘にぴったりのオンライン英会話に出会うことができました。


QQキッズは難しい?スマートキッズの内容は?
最終的に「これでいこう!」と決めたのが、QQキッズでした。
レベルチェックを受けた上で【Smart Kids1】という子ども向けのメインカリキュラムから始めましたが、他社と違うところは「最初から読みを重視する」という点です。
4歳になった長女はすでに多読を進めていたので、短い英文なら初見読みができる状態でした。オンラインレッスンのテーマがどんなに簡単な内容でも、そこに「読み」が入るだけで一気に難易度が上がります。

問題文も、答えも、自分で読む。そんなレッスンは多読組との相性が良く、娘にとっては学びの多いレッスンとなりました。もちろん、退屈にしている暇などありません。

たとえばレッスン中、先生と一緒にマザーグースを歌うことがあります。その後に歌詞が表示され、「はい、読んで!」と言われたりするのです。

有名な歌ですし、娘は何度も聞いたことがあるので難なく歌えましたが、改めて見るとそこそこ長い英文ですよね。まだレベル1でコースを始めたばかりなのに、これを「読め」と言われた時には、思わず笑ってしまいました。

クイズの問題文も、回答の選択肢も、読めなければ次に進めません。

単語のスペルを問う問題も登場します。タッチパネル対応の教材はゲーム感覚で取り組むことができますが、幼児には良い訓練になりますね。
スマートキッズ(Smart Kids)は何歳から?

QQキッズは3歳以上を対象としたオンライン英会話サービスです。
無料体験の際にレベルチェックがあり、おすすめのコース(レベル)を提案してくれるので、まずはそちらを参考にするといいでしょう。
Smart Kids 1
小学校の英語授業で扱う内容を、楽しく先取り!日常生活で使われる基本的な表現を体験的に学習します。Smart Kids1 が難しかったらSmart Kids Pre-Starter、簡単だったら Smart Kids2 がおすすめです!
引用元:QQキッズ公式
実際に受講した上での感想としては、簡単な英単語/英文を読めるようになってからのスタートが望ましいと思いました。
娘の場合は、
- レッスン内容は簡単だから理解できる
- リーディングを始めたところなので読む訓練になるのは好都合
- 読みながら会話練習もできる
このように、まるでパズルがぴったりハマったかのようなタイミングで始めることができました。
25分があっという間で、本人も「続けたい」と楽しそうにしています。


英会話教室で失敗した過去と学び
余談ですが…
長女が年少の夏休み、良い体験になるだろうと某大手英会話スクールのサマークラスに申し込みました。
実年齢より少し上の「年中&年長コース」に参加しましたが、これが娘にとっても他の生徒さんにとっても申し訳ない展開となってしまいました。
当日のレッスンは、挨拶や今日の天気といったおそらく「毎回のお約束」的なやり取りから始まりました。参加者は6名、そのうち娘を含めた2名が単発参加の外部生だったと思います。
何度も繰り返し練習してきた定型文を、自信満々に口にする内部生。まるで早押しクイズのように積極的に挙手し、素晴らしい発音を披露してくれました。そんな空気に慣れていない娘は、ただただ様子を窺っていたように見えます。
ところが、お決まりの導入部分を終えてメインテーマに移った瞬間、彼らの発言がピタリと止まってしまいました。新しく学ぶ内容は「覚えていない」ため、英語では答えられないようでした。
ここで、娘がおそるおそる手を挙げます。
そして、ネイティブの先生から「Great!」とハイタッチを求められました。
自信を持った娘は、それからすべての質問に答えようとしました。彼女にとって英語は「定型文を覚えるもの」ではないし、当日のテーマもどこかで見聞きしたものばかりだったから、自分の言葉で表現したいと思ったのでしょう。
ところが、そうなってくると周りは面白くありません。他の生徒さんにも答える機会を与えたい先生は、娘に待ったをかけるようになりました。
何度手を挙げても指してもらえなくなった彼女は、暇つぶしに教室内のポスターを眺め始めます。すると、「レッスンに集中しなさい」と注意されてしまう。静かに、黙って、座っていろと言うのです。
大袈裟かもしれませんが、小さな女の子には耐え難い空気がありました。そして存在を無視されていると感じた娘は、とうとう泣き出してしまったのです。教室の外で見学していた私のところに駆け寄ってきて、「もう帰りたい」と声を上げました。
「難しい。」
グループレッスンは難しいと感じた瞬間です。
実年齢を基準にコースを選ぶと、アルファベットや数・色・動物の名前といった基礎の基礎がメインテーマになってしまいます。しかし赤ちゃんの頃から絵本や動画でインプットを積んできたおうち英語っ子にはすべてが復習になってしまうし、
かと言って小中学生向けのコースを選んでも、スラスラとライティングができるわけではありません。指示の理解や巧緻性といった面で発達的にマッチせず、英語ではなくアクティビティそのものについていけなくなってしまうです。
こうなってくると、幼児期はマンツーマンしかないのか?と頭を抱えるわけですが、週に一度×50分程度のレッスンで十分とは思えませんし、何より費用が跳ね上がってしまいます。
結局、マンツーマンのオンライン英会話で「本人が楽しいと思えるサービスを探すしかない」という結論にいたりました。

オンライン英会話の無料体験を受けてみよう
家庭の事情や子どもの学習状況に応じて適切なサービスを選べるのが、オンライン英会話の強みだと思います。
最近は子ども向けのサービスも急増し、幼児でも楽しく学べるレッスンがたくさんあります。
では、どのように選べばいいのでしょう?
- ネイティブ講師?非ネイティブ講師?
- 日英バイリンガル講師?
- 子どもの年齢は?
- 子どもの英語レベルは?
- 希望のレッスン頻度や予算は?
- オンライン英会話の目的は?
どんなに評判の良いレッスンでも、それが最適かは家庭によって異なります。
まずは無料体験やキャンペーンを上手に活用し、「今」一番相性の良いサービスはどこなのかを見極めることが大切だと思います。

